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前に進もう…少しずつ。少しずつ。

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昨日富山でのリサイタルが終演しました。

富山シティFMの番組『ほッとする古楽~梨ばろっこだより』に昨年出演させていただいたのがきっかけで実現したこの演奏会、お陰様で席数を減らしての満席のお客様に聴いていただくことが出来ました。

富山に伺うのは実は今回が初めてで、滞在時間も短かったのですが、故郷である松山と良く似たところを沢山見つけて嬉しくなりました。
路面電車が走っていて、山も海も近くて、チェンバロでいつもお世話になる堀さん製作の楽器があってとても懐かしい気持ちになりました。

富山では長年沢山の方が古楽を広める活動をされてきたそうで、演奏会中に「チェンバロを聴くのが初めてな方どれくらいいらっしゃいますか?」と聞いたらわずか6、7名の方が手を挙げてくださったのみで、古楽の浸透率の高さにとても驚きました。
熱意を持って継続していれば地方都市でも色々と出来るようになるんだなと励まされ、松山でも古楽に触れてもらえる機会を増やせるよう頑張らないといけないなと反省しました。。。

今回は会場も響きの良い教会で、贅沢にも2種類の楽器を用意してくださっていて、フレミッシュで17世紀までの作品、フレンチでは18世紀の作品を演奏しました。


プログラムはこんな感じ。

1.ジョン・ブル:プレリューディウム(フィッツウィリアム・ヴァージナルブックより)
2.ウィリアム・バード:ネヴェル夫人のグラウンド(ネヴェル夫人の音楽帳より)
3.ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ第8番(トッカータ集第1巻より)
4.作曲者不詳:フィレンツェのアリア(キージ写本 Q IV 26より)
5.ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー:トッカータ FbWV 102
6.ルイ・マルシャン:組曲ニ短調
7.ヨハン・セバスティアン・バッハ:トッカータ ハ短調  BWV 911
調律も自分で行ったのですが、2台あると片方をミント―ンにしても問題がないので、今回はフレミッシュの方をミント―ンにして演奏しました。
やっぱりこの調律でこそ見つかる音楽の魅力もあるので、弾いていても楽しかったです!

また来て欲しいと言ってくださる方もいらっしゃって、気持ちの面でも大きな励みになった富山での演奏会でした。

このような貴重な企画をしてくださったアンサンブル30の安岡さん、スタッフとしてさせてくださった皆様に心から感謝しています。ありがとうございました。


さて、今日からはニヴェールのオンライン講座の第3回を仕上げていかなければ!

そして5月の末には久しぶりにイ・フィラトーリ・ディ・ムジカのデュオでの演奏会も企画しています。

詳しくはこちらのホームページからチェックしていただけると嬉しいです!またブログでも詳しくお知らせします。
是非お楽しみに!







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昨日演奏会『織りなす旋律』終演致しました。

(↑終演後のにやけながらの写真(笑))

プログラムは全部で12曲でしたが、完全な形で書かれているものはジル・バンショワの作品1曲だけに留めて、あとはカノンを作ったり、バイユー手稿のシャンソン、聖歌、M.ドートリッシュのバスダンス、G.エブレオの舞踏教本に入っている旋律への作曲&即興したりという形で演奏しました。


今回初めて私たちの演奏会にいらして下さる方や、ルネサンス音楽を聴くこと自体が初めてという方が沢山いらっしゃったので、お話もしながら、これをきっかけにこの時代の音楽に興味を持っていただけると良いなと思いながら3人で準備、演奏をしてきました。

(Zoomでの勉強会の様子)

お話も演奏も熱心に聞いてくださったり、大きな拍手を頂けたりと、アンケートも含めて温かいリアクションを沢山いただけたので一先ず安堵しています。
この分野の音楽は、どうしても記譜法とかソルミゼーションとか狭いトピックに注目されがちですが、奏者側が分かっている必要があるにしても、そこばかりをプッシュして難しいモノのように印象付けるのではなくて、どんな響きがするのかとか、実際に音楽を演奏するとどうなるのかとか、まずはちゃんとしたクオリティーでの作曲や即興も交えて、聴いてくださる方の良い音楽体験になるようにしたかったので、今回初めて聴いてくださった方たちにも楽しんでいただけたのはとても嬉しい収穫でした。

前回同じくつながる古民家 隠居屋 IN kyo-Yaで演奏会をした際には大嵐の日だったのですが、今回はお天気には恵まれたものの、午後に起きたJRでの停電によって交通機関が麻痺するという、またもトラブルによって、来て下さる方々にはご不便をおかけする形になってしまいました。。。開演を30分遅らせてほとんどの方はいらしていただけたのですが、残念ながら途中でご来場を断念された方もいらっしゃって本当に申し訳なかったです。
実際にご来場いただいた方、応援いただいた方皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

とても素敵な古民家で、響きもちょうど良いので、またここで演奏したいのですが、次回は何も起きないよう祈るばかりです!

また同じ内容での公演や、シリーズ化も検討しているので、引き続きご期待いただければ幸いです。



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イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ オンライン講座 vol.2

 

フランスの装飾音をマスターしよう①

「ジャック=マルタン・オットテールの装飾音」

 

日時:全3回(各回およそ45分)

パート12021529日(土)配信開始

ジャック=マルタン・オットテールの紹介、原典資料や邦訳に関する情報、装飾音の概要

 

パート22021619日(土)配信開始

それぞれの装飾音についての説明、解説、実例の紹介

 

パート32021710日(土)配信開始   全回2021731日(土)まで視聴可能です。

オットテールの装飾音の他作品への応用について

 

【お申込み】

1. お申込みフォーム(推奨)https://forms.gle/rPBTgXqxRk6iXxZB6

2. メール ensemble.5te.s@gmail.com

 

料金:

■一般の方

各回個別でのご購入の場合…1パート2000

3回まとめてご購入の場合…5000               

 

■学生の方 (30歳以下)

各回個別でご購入の場合…1パート1000

3回まとめてご購入の場合…2500

 

講師:中島恵美

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日時:2021年4月21日(水)開演 19:00(開場 18:30)

 

会場:日暮里サニーホール コンサートサロン(定員:50 席)

   〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5-50-5 

   ホテルラングウッド4階

(JR、京成、日暮里・舎人ライナー 「日暮里」駅より徒歩約2分)

 

曲目:

J.F.ルベル:トリオ・ソナタ第6番『不滅』、『舞踏様々』 

J.Ph.ラモ―:コンセール 第4番 

L.N.クレランボー:トリオ・ソナタ『幸福』

ほか

 

出演:

出口 実祈(バロック・ヴァイオリン)

中島 恵美(リコーダー、フラウト・トラヴェルソ)

島根 朋史(ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックチェロ)

曽根田 駿(チェンバロ)

 

料金:前売り 3500 円(当日 4000 円)

 

オンライン配信:こちらの公演は2021年5月6日から5月31日の間にオンラインでも動画配信致します。(1口 2500円)

期間内でしたら何度でもご視聴頂けます。お申し込みはお申込みフォーム(https://forms.gle/wqXv6B77DYD9hahH8)よりお願い致します。

 

♪お申込み、お問合せ♪

■イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ事務局

お申込みフォーム:https://forms.gle/wqXv6B77DYD9hahH8

 

Tel: 050-5809-8423(曽根田)

Mail: ensemble.5te.s@gmail.com

 

 

■チケットぴあ

http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2104616

Pコード 193-936

 

※新型コロナウイルス感染予防対策としてのお願い

・鑑賞中はマスクの着用をお願い致します。

・万が一当日体調が優れない場合にはご来場を御控え下さい。体調不良によるキャンセルの場合にはメールを頂ければ払い戻し致します。メールでensemble.5te.s@gmail.comまでご連絡下さい。

 

 助成:一般財団法人 山田音楽財団

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昨日、3回続いた公演『新時代への輝き、バロックの目覚め』の最後の公演が終わりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

また、帰ってきたばかりの私達とご一緒してくださった細岡ゆきさん、なかやまはるみさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
留学する前から彼女たちの演奏は度々演奏会で聴いていたのですが、今回は一緒に音楽を作っていく仲間として活動させていただけたことは、とても嬉しく、今後の励みにもなりました。

会場のSala Masakaさんはチェンバロを使った公演は初ということだったようなのですが、日の光が温かく差し込む空間で、響きも素晴らしい会場だったので、リハーサルしながら皆がどんどんほぐされていくのを感じました。

3月はここまで3週連続で公演がありました。全公演が全く別のプログラムで考えてみれば意外とハードだったのかもしれませんが、どの会場も人と人とのつながりを感じられる空間ばかりだったので、音楽を一緒に共有して楽しむことが出来ることの素晴らしさを実感できた気がします。

さて、来月はベルンハルトのオンライン講座の最終配信と、21日(水)に日暮里で演奏会を控えています。
今月全然やらなかったフランスのバロック音楽のみを集めたプログラムになっています。リアルタイムではありませんが、公演終了後、5月6日から動画を配信する形でオンライン配信も行いますので遠方の方にもお聴きいただけると嬉しいです。詳細はこちら


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プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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