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前に進もう…少しずつ。少しずつ。

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先週は浜松古楽振興協会ムジカ・アンティカ浜松の第1回公演にゲストで呼んでいただき演奏してきました。

リコーダー奏者の桐畑奈央さん、サックバット奏者の小野和将さんのお2人によって、地元である浜松で古楽がもっと知られるように、もっと楽しんでもらえるようにと結成されました。
今回の編成は初めてでしたが、サックバットのふくよかな響きと混ざるとリコーダーもチェンバロも不思議と角が取れたような、まろやかな響きになる瞬間があって驚きました。
古楽器を見るのも聴くのも初めてというお客様も沢山いらしてくださって、楽器を見たり質問を頂いたりと関心を持って下さったことが嬉しかったです。

今回呼んでいただけて光栄でした!益々発展していきますように!
検索してもHPがヒットしないと嘆いていらっしゃったので、是非ムジカ・アンティカ浜松のHPもここから見てあげてください!
ムジカ・アンティカ浜松HPリンク

そして、実は僕も地元の愛媛でようやく企画を進めることが出来ました。
こちらです!

詳細はコチラ
またはチラシ画像をクリックしてください!

後にまた詳しくご紹介すると思いますが、僕らにしては珍しく18世紀のイタリアのソナタばかりを取り上げます。華やかさも陰りもわかりやすく、劇的な作品が沢山登場します。
チェンバロソロで弾くジェミニアーニのソナタも面白い曲なので、また演奏会に向けてご紹介すると思います。

さて、その前に今週末には教室初の発表会が控えています!

皆さんにリラックスして演奏してもらいたいので非公開ですが、浜松から帰ってきてからはすこーしハラハラドキドキしつつ、生徒の皆さんと一緒に頑張っています。良いステップアップのチャンスになりますように!






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昨日F.カヴァッリのオペラ『ラ・カリスト』終演しました。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました!


立ち稽古に年始から参加させていただいてから約1か月、とても楽しい経験でした。
通奏低音の楽譜には濱田さんのアレンジで仕掛けが書かれているところもあれば、作品が書かれた時代的にもこちらの即興に委ねられている部分が多くあり、音楽的に合っているのか、シーンやセリフと解離していないのかなどなど、劇作品は考えることも多くて勉強になります。

濱田さんの熱意たっぷりの演奏にどうしたら貢献できるのか、歌手の方達の素晴らしい歌だけでなく、演技にもどうしたら寄り添えるのか、1音出すのにも責任を感じつつ、かといってビビッていても何も出来ないしということで、常に葛藤しながら取り組んでいた気がします。リハが終わるたびに「今日のあの場面ではこうだった方がむしろ良かったのかも。。。」と毎日思っていました。

ともかく無事に終わって一安心です。
オペラの公演にはステージに立たなくても裏方にも多くの方が関わってくださっていますが、ご時世柄健康面に関しては、より一層の注意が必要でした。今回も様々なサポートがあったからこそ本番日を迎えられました。
その方達含め、素晴らしい出演者の皆様とご一緒出来たことに感謝しています。



今度は5月にマタイ受難曲でご一緒させていただきますが、実は初のマタイ。。。
チラシにある通り今度はバロックハープとチェンバロで持ち替えもあり。(というかマタイでハープはどこを弾くんだろう…という不安が1番大きい…)勉強しなければ!!!


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昨日Ensemble Evergreenさんとの公演が終演しました。
1曲C.モンテヴェルディの有名なマドリガーレ「アリアンナの嘆き」をバロックハープでご一緒させていただきました。とても楽しい公演でした。


17世紀のイタリア音楽らしい、その時代の『新しい』技法がふんだんに取り入れられていて、とても面白い作品なので今回このような形で取り組めて嬉しかったです。
歌の息遣いや言葉のニュアンスに合わせるのにとても良い勉強になる曲なのですが、今回は原曲から1音(Eが主音のドリア)に移高されたバージョンだったので、C♯メジャーやG♯メジャーなどのバロックハープを弾いていると頭がこんがらがりそうになる音も出てきて、さらに勉強になりました(笑)
バロックハープへの嬉しいご感想もいただけたので、客席にもしっかり聴こえていたみたいで安心です。

明確で弾きやすい指揮で助けてくださった二階堂孝さんとの1枚。


団員の皆様は普段は音楽のお仕事をしていらっしゃるわけではありませんが、だからこそこの1回に色々な思いを載せていることを感じさせる演奏で、裏で聴いていて心に迫るものを感じました。テクニックが無意味とは思いませんし、多彩な表現のためにはとりあえずテクニック磨いた方が良いと思っている僕ですが、それでも昨日の公演は色々な雑念や商売勘定がふんだんに乗ったプロの演奏よりも格段に素晴らしいと感じました!

図らずも17世紀イタリアの音楽を10月くらいからずっと演奏していますが、今度は2月にフランチェスコ・カヴァッリのオペラでチェンバロを弾きます。今日もそのリハでした。難しいことはわからなくてもきっと面白く、楽しめる公演になると思いますので、こちらも是非よろしくお願いします!詳細やお申込みはこちら




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浜松、松戸、日暮里での『織りなす旋律2』の公演、昨日の日暮里公演を持ちまして、全て終演しました。各回にご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
受付などでお世話になった皆様にもお礼を申し上げます!


昨年の第1弾に続いて内容的にはやや専門性の高い内容になってしまうかなと思っていたのですが、それでも聴けば楽しんでいただけて、お話を交えれば少しずつ分かっていくことが増えていってより楽しみ方が広がるような企画にしたいと思って、色々と考えた第2弾。アンケートやSNSの投稿で楽しんでいただけた様子を伝えて下さって、とても嬉しく思っています。

第1弾からご一緒している桐畑さん、そして今回初めてご一緒した長谷川さんとは、本来別々の企画でコンサートをしようと思っていました。しかし、それぞれのプログラムにしようと思っていた内容が近くて、4人いればプログラムの幅も広がるかもと考えて、今回4人での企画となりました。

音が沢山あるソロも弾いて、ローレのマドリガーレをブロークン・コンソートの形でパートブックから演奏して、鍵盤曲をコンソート用にアレンジして…大変でしたがやりたいことを沢山やらせてもらって、それに付き合ってくださった2人には感謝しかありません。
奏者にとっては決して楽なプログラムではありませんでしたが(笑)、勉強から一緒に取り組んで、それぞれの奏者と楽器の個性を活かした形で本番を迎えられたのは、お2人の協力があってこそでした。また近いうちに2人とも演奏の機会があると良いなと思っています。

『織りなす旋律』のシリーズも近いうちに出来ればと思いますが、お客様に気楽にわかりやすく、難しそうなことを楽しんでいただくために、奏者達自身がしっかり内容をかみ砕いていなければいけないシリーズでもありますので、勉強期間も考えると少々気長にお待ちいただくことになるような気がします。

最後に。この演奏会のプログラムはこんな感じでした。

~プログラム~
1. オラーツィオ・ヴェッキ作曲:『知っているよ、誰が楽しい思いをしているか』
Orazio Vecchi: So ben mi ch’a bon tempo

2. 曽根田駿作曲: 4声のカノンとリチェルカーレ

3. ヨハネス・オケゲム作曲:『不幸が私を襲い』
Johannes Ockeghem: Malor me bat
中島恵美編曲:『不幸が私を襲う』によるシルヴェストロ・ガナッシ風のディミニューション

4. ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ作曲/フランチェスコ・ロニョーニ編曲:『美しきかな、私の愛するものよ』によるディミニューション
Giovanni Pierluigi da Palestrina / Francesco Rognoni:Pulchra es anima mea
5.チプリアーノ・デ・ローレ作曲/リッカルド・ロニョーニ編曲:『別れの時に』によるディミニューション
Cipriano de Rore / Ricardo Rognoni: Ancor che col partire

6. ジャック・アルカデルト作曲:『白く優しき白鳥』
Jacques Arcadelt: Il bianco e dolce cigno
曽根田駿編曲:『白く優しき白鳥』によるジョヴァンニ・マリア・トラバーチ風のディミニューション
休憩
7. ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ作曲/バルトロメオ・デ・セルマ・
イ・サラヴェルデ編曲:『野山は花でにぎわい』
Giovanni Pierluigi da Palestrina / Bartolomeo de Selma y Salaverde: Vestiva i colli

8. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ作曲:ソナタ第6番
Giovanni Battista Fontana: Sonata Sesta

9. エルコーレ・パスクイーニ作曲:トッカータ
Ercole Pasquini: Toccata
10. ダリオ・カステッロ作曲:ソナタ第10番
Dario Castello: Sonata Decima

アンコール ウィリアム・バード作曲:セリンジャーの ラウンド
William Byrd: Sellinger' s Round

1曲だけ1列のハープを使いましたが、他の曲は3列弦のバロックハープだけでこの時代の作品を集めたプログラムにしてみたかったので、今回はとても良い挑戦、良い修行になりました!

中島恵美とのデュオ、イ・フィラトーリ・ディ・ムジカの主催公演もようやく今年最後の公演が終わりました。2023年も2人で知恵を出し合いながら、色々な方のお力もお借りしながら内容を考えています。
迎える年も、どうぞよろしくお願いいたします!



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めっきり投稿が滞ってしまっていますが、元気です。

ここ3日間ぐらい天気が微妙で、しっとりとした寒さが身に堪えますね。
先週は1週間思い切ってオフにして、そのうち3日間、館山の方に旅行に行ってきました。

車でずっと動いたのですが、周りに他人がいない状態で移動できるのはやっぱり快適ですね。
日本の交通機関はトラブルも少なくて快適だと思っていたのですが、知らない人とずっと移動することになるので、気づかないうちに気疲れてしまっていたんだなと思いました。

子供の頃は年に1回は家族で旅行していたのですが、その時も車で連れて行ってくれていた記憶があります。多分車の快適さを体が忘れられないので、今でも実は公共の交通機関は苦手です。。。

何となくその頃を思い出しながら、車でかける音楽も平成のヒットナンバー?みたいなのをオフラインでも聴けるようにしていって流していました。


旅先ではアロハガーデン館山や有名なマザー牧場に行って動物と触れ合って見たり、浜焼きに行ってみたり、海を見たり、大浴場に浸かったり。。。とにかくリラックスできる旅にしてみました。


さて、12月からは当面忙しいので、今月は少しペースを落として準備しつつ、エネルギーを蓄えたいと思います。

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プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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