pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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先週末は今年2度目のマルセイユへ行き、演奏してきました。
30分フランス物だけでプログラムを組んで、マレ、オトテール、クープラン、フォルクレの作品を取り上げました。
昼過ぎにリヨンを出て、5時に演奏して、20時前の電車で帰るという電撃旅行でしたが、暖かいお客さん達で、終演後もとっても嬉しい感想を沢山いただきました。
↑終演後にビールを飲んだカフェから見たマルセイユの夕焼け
また、今週には学校の古楽科で即興演奏のプロジェクトがあり、僕はチェンバロソロで16世紀のファンタジー、ハープでリコーダー、リュートの友人と共に15世紀バスダンスのテノールに基づいた即興演奏を行いました。やっぱり本番では色々予想外のことも起きますが、それも含めて楽しめました。古い音楽の演奏に即興演奏は絶対に欠かせない要素ですし、今回学んだことも毎日少しずつ練習を積み重ねて定着させていきたいなと思います。
その他にも古楽の即興演奏に関するプレゼンや、討論会などもあり、とても有意義な1週間でした。
さて、もう4月ですが、昨年の12月の話をしたいと思います!(笑)
まずは2度目のリヨン「光の祭典」のことについて。
毎年12月に行われているリヨン「光の祭典」が昨年も行われ、町中がイルミネーションで飾られていました。
途中ホットワインやホットチョコレートであったまりつつ、主要な箇所をいくつか回ってみました。個人的には去年の方が好きだったなという感じですが、写真はこんな感じ↓
有名なお祭りですし、イルミネーションは綺麗なのですが、バス、トラム、メトロ等の交通機関はストップ、もしくは規制付の運行、町中が観光客で溢れかえるうえに、テロ防止の荷物検査でゴタゴタ、家によっては家の前の道路で荷物検査を通ってからでないと帰れなくなってしまうという、住んでいる人間にとっては決して快適ではないイベントで、フランス人の友人も
「どうせ規制で家に帰りにくいから、仕方なくイルミネーションを見て帰る」
と話していましたが、リヨンで一番盛り上がるイベントでもあるので、ホテルなどは早めに取らないといっぱいになるそうです。もしご興味ある方は、お早めにご検討を!
その後、今年のクリスマスのバカンスには、楽器博物館とルーヴル美術館を見ようと思って3日間パリに行っていました。
1日目は到着してすぐにパリの国立高等音楽院の近くにある楽器博物館へ。
充実したコレクションをよく観察しながら見て回りました。
パリの学生はこの博物館の楽器を実際にコンサートで弾くことも出来るとか。羨ましいですね…
そういえば↑のハープのコレクションのお向かい(だったような?)にチェンバロの製作家として有名なタスカンが作ったフォルテピアノ、逆にフォルテピアノの製作家として有名なエラールが作ったチェンバロが展示してありました。
徐々に音楽の好みが移り変わってゆく様子をが感じられて、興味深かったです。
そして残りの時間は全てルーヴルの鑑賞に費やしました。
1度は来ていますが、全然見きれていなかったため、今回は興味あるものを全部見ようと思って意気込んでいました。
とはいえ、ルーヴルの作品量は膨大です。せっかく見るならそれなりにちゃんと鑑賞したいですし、そうなるとどう頑張っても全部見きるのは不可能なので、見る作品を1800年代までに絞り、モナリザとか混んでいるであろう有名所は通り過ぎるだけにして、ガイドブックを購入しひたすら歩きました。
ちなみに、先ほど書いた楽器博物館も、ルーヴルの常設展、企画展も、前回の記事で書いたヴェルサイユ宮殿同様に学生ビザで無料入場できます。
結構ゆっくり見ていたつもりなのですが、時代を絞ってしまえば絵画だけであれば意外に早く見終わってしまったため、調度品や装飾品の展示にも足を延ばしてみました。
ルーヴルにチェンバロが展示してあるとは…!
「光の祭典」でも、パリでも、お腹いっぱい美術品を味わった年末でした!
Twitter始めてみました。
良かったらフォローしてください。今日から始めたので何にもまだ書いてませんが(笑)
https://twitter.com/Hayasone1
30分フランス物だけでプログラムを組んで、マレ、オトテール、クープラン、フォルクレの作品を取り上げました。
昼過ぎにリヨンを出て、5時に演奏して、20時前の電車で帰るという電撃旅行でしたが、暖かいお客さん達で、終演後もとっても嬉しい感想を沢山いただきました。
↑終演後にビールを飲んだカフェから見たマルセイユの夕焼け
また、今週には学校の古楽科で即興演奏のプロジェクトがあり、僕はチェンバロソロで16世紀のファンタジー、ハープでリコーダー、リュートの友人と共に15世紀バスダンスのテノールに基づいた即興演奏を行いました。やっぱり本番では色々予想外のことも起きますが、それも含めて楽しめました。古い音楽の演奏に即興演奏は絶対に欠かせない要素ですし、今回学んだことも毎日少しずつ練習を積み重ねて定着させていきたいなと思います。
その他にも古楽の即興演奏に関するプレゼンや、討論会などもあり、とても有意義な1週間でした。
さて、もう4月ですが、昨年の12月の話をしたいと思います!(笑)
まずは2度目のリヨン「光の祭典」のことについて。
毎年12月に行われているリヨン「光の祭典」が昨年も行われ、町中がイルミネーションで飾られていました。
途中ホットワインやホットチョコレートであったまりつつ、主要な箇所をいくつか回ってみました。個人的には去年の方が好きだったなという感じですが、写真はこんな感じ↓
有名なお祭りですし、イルミネーションは綺麗なのですが、バス、トラム、メトロ等の交通機関はストップ、もしくは規制付の運行、町中が観光客で溢れかえるうえに、テロ防止の荷物検査でゴタゴタ、家によっては家の前の道路で荷物検査を通ってからでないと帰れなくなってしまうという、住んでいる人間にとっては決して快適ではないイベントで、フランス人の友人も
「どうせ規制で家に帰りにくいから、仕方なくイルミネーションを見て帰る」
と話していましたが、リヨンで一番盛り上がるイベントでもあるので、ホテルなどは早めに取らないといっぱいになるそうです。もしご興味ある方は、お早めにご検討を!
その後、今年のクリスマスのバカンスには、楽器博物館とルーヴル美術館を見ようと思って3日間パリに行っていました。
1日目は到着してすぐにパリの国立高等音楽院の近くにある楽器博物館へ。
充実したコレクションをよく観察しながら見て回りました。
パリの学生はこの博物館の楽器を実際にコンサートで弾くことも出来るとか。羨ましいですね…
そういえば↑のハープのコレクションのお向かい(だったような?)にチェンバロの製作家として有名なタスカンが作ったフォルテピアノ、逆にフォルテピアノの製作家として有名なエラールが作ったチェンバロが展示してありました。
徐々に音楽の好みが移り変わってゆく様子をが感じられて、興味深かったです。
そして残りの時間は全てルーヴルの鑑賞に費やしました。
1度は来ていますが、全然見きれていなかったため、今回は興味あるものを全部見ようと思って意気込んでいました。
とはいえ、ルーヴルの作品量は膨大です。せっかく見るならそれなりにちゃんと鑑賞したいですし、そうなるとどう頑張っても全部見きるのは不可能なので、見る作品を1800年代までに絞り、モナリザとか混んでいるであろう有名所は通り過ぎるだけにして、ガイドブックを購入しひたすら歩きました。
ちなみに、先ほど書いた楽器博物館も、ルーヴルの常設展、企画展も、前回の記事で書いたヴェルサイユ宮殿同様に学生ビザで無料入場できます。
結構ゆっくり見ていたつもりなのですが、時代を絞ってしまえば絵画だけであれば意外に早く見終わってしまったため、調度品や装飾品の展示にも足を延ばしてみました。
ルーヴルにチェンバロが展示してあるとは…!
「光の祭典」でも、パリでも、お腹いっぱい美術品を味わった年末でした!
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最新記事
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(05/29)
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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