pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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せっかくのGWなのに関東圏は雨の日が多くて嫌になりますね。
今朝は天気良さそうな感じ。このまま1日続いてくれると良いのですが。。。
昨日はレッスンと勉強会、夜は友達とご飯を食べに行って充実した1日でした。
ルネッサンスの対位法のオンラインレッスンで、初めての方が昨日は1人来てくださいましたが、楽しんでいただけたようで、続けて一緒に勉強を続けていただけることになりました。
僕自身が「楽しい!」と思えないと物事を続けられない人なので、レッスンでも楽しんでくださるのが一番嬉しいのです。
その後の勉強会はリコーダー奏者の桐畑奈央さんと3人で昨年から続けているもの。今年はディミニューションにテーマを絞って取り組んでいます。しばらくS.ガナッシの『フォンテガーラ』を読んで、譜例を実際に使ってディミニューションを付けていたのですが、最近はA.ヴィルジリアーノの『イル・ドルチメロ』の序文を読んで、ヴィルジリアーノが書いたリチェルカーレをシンプルな形に分析し直して、新しく作曲してみるという取り組みを行っています。
ガナッシは日本語訳も英訳もありますが、ファクシミリを見てみると肝心なところが間違えていたり抜けていたりしますし、ヴィルジリアーノは文は短いですがファクシミリから読むしかないので、イタリアに留学していた奈央さんに大いに助けていただきながらじっくり読んでいます。
読んでいるとフランス語とイタリア語が本当に近い言語だということを実感します。文の組み立て方もそっくりで、単語の綴りも近いので、基本的な文法さえ押さえていればちょっとイタリア語をかじっている程度ですが、意外に自分でも意味が大体わかってきます。それを奈央さんに手伝っていただきながら読めるので、安心して取り組めるとても有難い時間になっています。。。
分析ではモダン譜を最初使っていたのですが、モダン譜に直すとかえってわかりにくい所が多く、ファクシミリをメインに使い始めた途端にサクサク分析が進んだのは面白い発見でした。
ヴィルジリアーノと同じころの鍵盤曲では縦がずれている場合がほとんどなのでモダン譜を重宝するのですが、ドルチメロのリチェルカーレは単旋律なうえ、出版物ではなくて手稿なので音型の書き方に明らかに作曲者側の意図が反映されていて現代の記譜に直すと小節線のせいでそれが反映されていなくて却って見づらくなってしまっていました。
僕は単旋律のこのようなリチェルカーレは弾くことよりも聴くことの方が多いのですが、構造をわかっていないまま、速弾きしり意味なく崩したりしていると、ただ音が並んだだけでつまらない演奏になりそうで、大変だなと思いながら見ていました。
複数の声部がある鍵盤曲の方が分析はやりやすそうです(笑)
そして夜は高校の時の同級生とご飯を食べに。2人とも今は首都圏に住んでいるのですが、元々松山の高校の1年生の時に同じクラスで出会いました。初めて会った時から15年経って、東京でご飯を食べながら話をしているのは嬉しくもあり、不思議な感じでもありました。昨日はレッスンと勉強会で頭を結構使っていた日だったのもあって、いつにもまして楽しく、リフレッシュできた時間でした。
今日は長くなってしまった(笑)久しぶりの晴れの日、良い1日を!
今朝は天気良さそうな感じ。このまま1日続いてくれると良いのですが。。。
昨日はレッスンと勉強会、夜は友達とご飯を食べに行って充実した1日でした。
ルネッサンスの対位法のオンラインレッスンで、初めての方が昨日は1人来てくださいましたが、楽しんでいただけたようで、続けて一緒に勉強を続けていただけることになりました。
僕自身が「楽しい!」と思えないと物事を続けられない人なので、レッスンでも楽しんでくださるのが一番嬉しいのです。
その後の勉強会はリコーダー奏者の桐畑奈央さんと3人で昨年から続けているもの。今年はディミニューションにテーマを絞って取り組んでいます。しばらくS.ガナッシの『フォンテガーラ』を読んで、譜例を実際に使ってディミニューションを付けていたのですが、最近はA.ヴィルジリアーノの『イル・ドルチメロ』の序文を読んで、ヴィルジリアーノが書いたリチェルカーレをシンプルな形に分析し直して、新しく作曲してみるという取り組みを行っています。
ガナッシは日本語訳も英訳もありますが、ファクシミリを見てみると肝心なところが間違えていたり抜けていたりしますし、ヴィルジリアーノは文は短いですがファクシミリから読むしかないので、イタリアに留学していた奈央さんに大いに助けていただきながらじっくり読んでいます。
読んでいるとフランス語とイタリア語が本当に近い言語だということを実感します。文の組み立て方もそっくりで、単語の綴りも近いので、基本的な文法さえ押さえていればちょっとイタリア語をかじっている程度ですが、意外に自分でも意味が大体わかってきます。それを奈央さんに手伝っていただきながら読めるので、安心して取り組めるとても有難い時間になっています。。。
分析ではモダン譜を最初使っていたのですが、モダン譜に直すとかえってわかりにくい所が多く、ファクシミリをメインに使い始めた途端にサクサク分析が進んだのは面白い発見でした。
ヴィルジリアーノと同じころの鍵盤曲では縦がずれている場合がほとんどなのでモダン譜を重宝するのですが、ドルチメロのリチェルカーレは単旋律なうえ、出版物ではなくて手稿なので音型の書き方に明らかに作曲者側の意図が反映されていて現代の記譜に直すと小節線のせいでそれが反映されていなくて却って見づらくなってしまっていました。
僕は単旋律のこのようなリチェルカーレは弾くことよりも聴くことの方が多いのですが、構造をわかっていないまま、速弾きしり意味なく崩したりしていると、ただ音が並んだだけでつまらない演奏になりそうで、大変だなと思いながら見ていました。
複数の声部がある鍵盤曲の方が分析はやりやすそうです(笑)
そして夜は高校の時の同級生とご飯を食べに。2人とも今は首都圏に住んでいるのですが、元々松山の高校の1年生の時に同じクラスで出会いました。初めて会った時から15年経って、東京でご飯を食べながら話をしているのは嬉しくもあり、不思議な感じでもありました。昨日はレッスンと勉強会で頭を結構使っていた日だったのもあって、いつにもまして楽しく、リフレッシュできた時間でした。
今日は長くなってしまった(笑)久しぶりの晴れの日、良い1日を!
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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