pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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結局2か月近く続いた外出禁止ですが、明日で一応終わりになります。
商業施設やレストランなども段階的に営業を再開されるそうですが、CNSMは学校の授業、卒試、修士リサイタル、その他諸々のコンサートも無くなり、この2か月の間で色々なショックを受けました。また、今後も再流行しない確証は全くないので、不安は依然残ったままです。
本当だったら論文関係全てが終わったこの期間に、秋に日本に完全帰国してからどうするかとか考えて、どんどん準備も進めたかったのですが、今は日本の状態も楽観視できるものではないため確実な予定を決め辛く、なんとなく出鼻を挫かれた感はあります。
それでも何もやらないよりはマシかなと思って、オンラインのレッスンを始めてみました。正直、まだまだ駆け出しなうえ、この状況でお知らせを広めことには、難しさを感じざるを得ません!
ですが、対位法、言葉、一次資料等々、多くの知識が必要になる通奏低音について、一度に情報を伝えすぎたり、話が難しくすぎたりしないように工夫しながら行っている今のレッスン内容は、留学する前には絶対に出来なかった内容だと思うので、リヨンに来てから特に力を入れて勉強した理論面のことを、こういう形で役立てて伝えることが出来るのは嬉しく、精神的にも励みになっているなあと思います。今後も改善しながら頑張って取り組みたいと思っています。
今は日本も海外も、演奏家がこの状況下でどうにか音楽を発信し続けるために試行錯誤しています。僕自身もどうやって活動していくか自分で考えない日はありません。友人や先生と話して意見を交換して色々な方法を模索している最中です。特に日本は政府の行動も鈍く、方向性も良くないという、ウイルス以外にも大きな不安要素があります。どういう対策が良いのかは誰にもわからににしても、日本の現状は酷いもの。フリーランスのアーティストにとっては輪をかけて苦しい状況に思えます。
その分、日本の方がオンラインでの仕事の仕方がフランスよりも多様な気がします。中には僕にとっては受け入れにくい仕事の方法であっても、多くの人が支持していることもあれば、その逆のパターンもありますが、それでも何か行動していかないことには何も見えてきません。見ている限りでは、演奏者と聴き手、プロとアマチュア、先生と生徒等、それぞれの立場からの価値観の相違も強く感じます。
皆が自分のやりたいことと、経済的な問題の折り合いをつけながら、今後それなりに長い期間をかけて音楽を続けていく方法を確立していかなければならないかなと思っています。
それでも、こんな時だからこそ、自分がどういう音楽家でありたいか、どういう働き方をしたいか、落ち着いて慎重に考えていかなければいけないのかもしれないなと思っています。
商業施設やレストランなども段階的に営業を再開されるそうですが、CNSMは学校の授業、卒試、修士リサイタル、その他諸々のコンサートも無くなり、この2か月の間で色々なショックを受けました。また、今後も再流行しない確証は全くないので、不安は依然残ったままです。
本当だったら論文関係全てが終わったこの期間に、秋に日本に完全帰国してからどうするかとか考えて、どんどん準備も進めたかったのですが、今は日本の状態も楽観視できるものではないため確実な予定を決め辛く、なんとなく出鼻を挫かれた感はあります。
それでも何もやらないよりはマシかなと思って、オンラインのレッスンを始めてみました。正直、まだまだ駆け出しなうえ、この状況でお知らせを広めことには、難しさを感じざるを得ません!
ですが、対位法、言葉、一次資料等々、多くの知識が必要になる通奏低音について、一度に情報を伝えすぎたり、話が難しくすぎたりしないように工夫しながら行っている今のレッスン内容は、留学する前には絶対に出来なかった内容だと思うので、リヨンに来てから特に力を入れて勉強した理論面のことを、こういう形で役立てて伝えることが出来るのは嬉しく、精神的にも励みになっているなあと思います。今後も改善しながら頑張って取り組みたいと思っています。
今は日本も海外も、演奏家がこの状況下でどうにか音楽を発信し続けるために試行錯誤しています。僕自身もどうやって活動していくか自分で考えない日はありません。友人や先生と話して意見を交換して色々な方法を模索している最中です。特に日本は政府の行動も鈍く、方向性も良くないという、ウイルス以外にも大きな不安要素があります。どういう対策が良いのかは誰にもわからににしても、日本の現状は酷いもの。フリーランスのアーティストにとっては輪をかけて苦しい状況に思えます。
その分、日本の方がオンラインでの仕事の仕方がフランスよりも多様な気がします。中には僕にとっては受け入れにくい仕事の方法であっても、多くの人が支持していることもあれば、その逆のパターンもありますが、それでも何か行動していかないことには何も見えてきません。見ている限りでは、演奏者と聴き手、プロとアマチュア、先生と生徒等、それぞれの立場からの価値観の相違も強く感じます。
皆が自分のやりたいことと、経済的な問題の折り合いをつけながら、今後それなりに長い期間をかけて音楽を続けていく方法を確立していかなければならないかなと思っています。
それでも、こんな時だからこそ、自分がどういう音楽家でありたいか、どういう働き方をしたいか、落ち着いて慎重に考えていかなければいけないのかもしれないなと思っています。
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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