pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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早いものでもう3月。
もうすぐ完全帰国してから半年が過ぎようとしています。
日本の快適さも存分に感じていますが、一方で不思議だなと思ったり、欧州との価値観の違いを強く感じたりすることもまだまだあります。
国外で長らく生活したからこそ感じる感覚でもあると思うので、この違和感も大事にしていきたいところです。。。
さて、年が明けてからはオンライン講座、神奈川での演奏会や、子供たち向けのオンラインイベントなど、このような状況ながら忙しくしておりました。
資料の準備をしっかりすることはもちろん、演奏家だからこそ見えてくることも盛り込みつつ、主観的になりすぎないように、色々考えながら準備しています。
3月、4月に配信がありますが、既に配信済みの回を含めてどの回も5月までは何度でも見返していただけるようにしています。まだ受付中ですのでもしご興味ある方はコチラの記事から詳細をご覧ください。
今後の講座内で復習しながら聴いていただく音源には、染谷熱子さんにご協力いただいています。せっかくなら素晴らしい歌手の方とご一緒したいと思ってお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。是非彼女の歌も楽しみにしていただければ嬉しいです。
ちなみに、ベルンハルトの『作曲法教程』に出会ったのは、フランスに留学して1年目にモンテヴェルディのアリアンナの嘆きを勉強していたときに、先生から読むことを勧められたのがきっかけでした。その後、授業でもしっかり学ぶ機会があり、17世紀の音楽やモノディに対する見方をガラッと変えてくれた1冊です。
異国の地の最先端の音楽であるイタリア音楽を、ベルンハルトがどのように分析して取り入れていったのか、彼の視点を見ていくことは、時代的に大きく隔たりのある私たちが17世紀の作品を見ていくうえでも非常に有用な気がしています。
まとめながら理解が怪しい点があったら調べ直すという作業を繰り返しているので、実は講師をさせていただいている僕が一番勉強になっています(^^;
『ほわほわの森で遊ぼう』という医療ケアが必要なお子様たち向けにも開かれているイベントになっています。
配信時はこんな感じで、マイクにパソコンに、チェンバロの内部を移せるようにスマホも繋いで…という感じで結構部屋はごちゃごちゃでした(笑)
こちらでは、子供たちに手をたたいてもらえるような、16世紀の舞曲ラ・ヴォルタや、小さい子たちでも知っているであろう、きらきら星をテーマにしたモーツァルトの変奏曲を2人で演奏しました。
大きくなった時にちょっとでも覚えてくれてると良いなと思いつつ、オンラインだったこともあり、古楽器で子供たちに楽しんでもらう方法はまだまだ模索中です。。。
小さい時からちょこっとでも私たちの楽器のことや音楽のことを知ってもらえると、未来への希望も持てるので、またこんなイベントも出来ると良いなと思います。
とても素敵な会場で、響きもちょうどよくて、お客様とも程よく近い、暖かい雰囲気で進んだコンサートでした。
いつも応援して下さる素晴らしい先輩音楽家のお二人と
ここからは今後の出演情報です。
①2021年3月20日 Roomnumbar3 10周年記念イベント
②2021年3月27日【新時代への輝き、バロックの目覚め】東戸塚公演
主催公演
③2021年3月13日演奏会【ルネサンスへの扉】@松戸 …完売です!
④2021年4月21日演奏会【王の黄昏】@日暮里サニーホール
各イベントのちょこっと紹介↓
1つは茅ケ崎の駅から歩いてすぐの所にあるRoomnumbar3というチェンバロを置いているバーでの10周年記念イベントです。芸大の1回生のころからお世話になっているところで、留学を終えてからもお声をかけてくださり、今回節目のイベントでも演奏させていただきます。
とても素敵な雰囲気のバーで、是非色々な方にお勧めしたいのですが、状況もありイベントの定員は少なく設定してされています。是非ご興味ある方はお早めにお申し込みください!ご予約はお店のブログから
イベントは日が合わなくて…という方、全然OKです。是非機会があったらお店に立ち寄ってみてください。お酒も料理もおいしいお店です。テイクアウトもやっているようです!
お店のホームページはコチラ
最後ということで寂しいのですが、素敵な曲ばかりなので最後も楽しんで演奏したいと思います!
既に定員となって今いましたが、1つは3月13日に松戸で行う演奏会【ルネサンスへの扉】です。
『古楽』といっても、まだまだバロックの音楽が主流な日本。ハープを始めたのもゴシックハープからだった僕にとっては、この楽器が活躍できる時代の音楽を良いクオリティで紹介するというのが、ひそかな目標の1つでもあったりします(笑)
そんな企画の1つとして、今回は一台のゴシックハープと2本の古い形の笛での演奏会です。
聴きにいらして下さる皆様、是非楽しみにお待ちください。
4月21日に、リヨンから一時帰国する(はず!!)の出口実祈ちゃんと、藝大の大先輩でもある島根朋史さんを迎えて、フランスのトリオ・ソナタに焦点を当てた演奏会を行います。会場は日暮里サニーホールです。詳細はコチラ
ルベルやクレランボーのトリオはあまり演奏される機会が無いのですが、繊細で素敵な曲が多くて実はとてもとても好きなのです!!
全員フランス留学をしていたメンバーということもあり、今回はこのようなプログラムにしてみました。
こちらは、録音録画を後日有料配信も行いますので、全国、全世界どこからでもお聴きいただけます。
というわけで、長くなってしまいましたが、近況のご報告と新しいお知らせでした。
もうすぐ完全帰国してから半年が過ぎようとしています。
日本の快適さも存分に感じていますが、一方で不思議だなと思ったり、欧州との価値観の違いを強く感じたりすることもまだまだあります。
国外で長らく生活したからこそ感じる感覚でもあると思うので、この違和感も大事にしていきたいところです。。。
さて、年が明けてからはオンライン講座、神奈川での演奏会や、子供たち向けのオンラインイベントなど、このような状況ながら忙しくしておりました。
- 近況報告①オンライン講座
資料の準備をしっかりすることはもちろん、演奏家だからこそ見えてくることも盛り込みつつ、主観的になりすぎないように、色々考えながら準備しています。
3月、4月に配信がありますが、既に配信済みの回を含めてどの回も5月までは何度でも見返していただけるようにしています。まだ受付中ですのでもしご興味ある方はコチラの記事から詳細をご覧ください。
今後の講座内で復習しながら聴いていただく音源には、染谷熱子さんにご協力いただいています。せっかくなら素晴らしい歌手の方とご一緒したいと思ってお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。是非彼女の歌も楽しみにしていただければ嬉しいです。
ちなみに、ベルンハルトの『作曲法教程』に出会ったのは、フランスに留学して1年目にモンテヴェルディのアリアンナの嘆きを勉強していたときに、先生から読むことを勧められたのがきっかけでした。その後、授業でもしっかり学ぶ機会があり、17世紀の音楽やモノディに対する見方をガラッと変えてくれた1冊です。
異国の地の最先端の音楽であるイタリア音楽を、ベルンハルトがどのように分析して取り入れていったのか、彼の視点を見ていくことは、時代的に大きく隔たりのある私たちが17世紀の作品を見ていくうえでも非常に有用な気がしています。
まとめながら理解が怪しい点があったら調べ直すという作業を繰り返しているので、実は講師をさせていただいている僕が一番勉強になっています(^^;
- 近況報告②【ほわほわの森で遊ぼう】
『ほわほわの森で遊ぼう』という医療ケアが必要なお子様たち向けにも開かれているイベントになっています。
配信時はこんな感じで、マイクにパソコンに、チェンバロの内部を移せるようにスマホも繋いで…という感じで結構部屋はごちゃごちゃでした(笑)
こちらでは、子供たちに手をたたいてもらえるような、16世紀の舞曲ラ・ヴォルタや、小さい子たちでも知っているであろう、きらきら星をテーマにしたモーツァルトの変奏曲を2人で演奏しました。
大きくなった時にちょっとでも覚えてくれてると良いなと思いつつ、オンラインだったこともあり、古楽器で子供たちに楽しんでもらう方法はまだまだ模索中です。。。
小さい時からちょこっとでも私たちの楽器のことや音楽のことを知ってもらえると、未来への希望も持てるので、またこんなイベントも出来ると良いなと思います。
- 近況報告③【新時代への輝き、バロックの目覚め】平塚公演
とても素敵な会場で、響きもちょうどよくて、お客様とも程よく近い、暖かい雰囲気で進んだコンサートでした。
いつも応援して下さる素晴らしい先輩音楽家のお二人と
ここからは今後の出演情報です。
①2021年3月20日 Roomnumbar3 10周年記念イベント
②2021年3月27日【新時代への輝き、バロックの目覚め】東戸塚公演
主催公演
③2021年3月13日演奏会【ルネサンスへの扉】@松戸 …完売です!
④2021年4月21日演奏会【王の黄昏】@日暮里サニーホール
各イベントのちょこっと紹介↓
- お知らせ①Roomnumbar3 10周年記念イベント
1つは茅ケ崎の駅から歩いてすぐの所にあるRoomnumbar3というチェンバロを置いているバーでの10周年記念イベントです。芸大の1回生のころからお世話になっているところで、留学を終えてからもお声をかけてくださり、今回節目のイベントでも演奏させていただきます。
とても素敵な雰囲気のバーで、是非色々な方にお勧めしたいのですが、状況もありイベントの定員は少なく設定してされています。是非ご興味ある方はお早めにお申し込みください!ご予約はお店のブログから
イベントは日が合わなくて…という方、全然OKです。是非機会があったらお店に立ち寄ってみてください。お酒も料理もおいしいお店です。テイクアウトもやっているようです!
お店のホームページはコチラ
- お知らせ②【新時代への輝き、バロックの目覚め】東戸塚公演
最後ということで寂しいのですが、素敵な曲ばかりなので最後も楽しんで演奏したいと思います!
- お知らせ③【ルネサンスへの扉】
既に定員となって今いましたが、1つは3月13日に松戸で行う演奏会【ルネサンスへの扉】です。
『古楽』といっても、まだまだバロックの音楽が主流な日本。ハープを始めたのもゴシックハープからだった僕にとっては、この楽器が活躍できる時代の音楽を良いクオリティで紹介するというのが、ひそかな目標の1つでもあったりします(笑)
そんな企画の1つとして、今回は一台のゴシックハープと2本の古い形の笛での演奏会です。
聴きにいらして下さる皆様、是非楽しみにお待ちください。
- お知らせ④【王の黄昏】
4月21日に、リヨンから一時帰国する(はず!!)の出口実祈ちゃんと、藝大の大先輩でもある島根朋史さんを迎えて、フランスのトリオ・ソナタに焦点を当てた演奏会を行います。会場は日暮里サニーホールです。詳細はコチラ
ルベルやクレランボーのトリオはあまり演奏される機会が無いのですが、繊細で素敵な曲が多くて実はとてもとても好きなのです!!
全員フランス留学をしていたメンバーということもあり、今回はこのようなプログラムにしてみました。
こちらは、録音録画を後日有料配信も行いますので、全国、全世界どこからでもお聴きいただけます。
というわけで、長くなってしまいましたが、近況のご報告と新しいお知らせでした。
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最新記事
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
にほんブログ村
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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