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pas à pas

前に進もう…少しずつ。少しずつ。

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毎年驚いている気がしますが、もう1年の1/4が終わろうとしています。早すぎる!

今月も何だか慌ただしいまま過ぎ去っていきました。
教室の初発表会、今回はオンラインでの参加の方(録音、録画送付)もいらっしゃったのでハイブリッドでの開催となり、今日対面の部と合わせた動画を参加された生徒さん達に公開しました。

(生徒さんたちのお顔はモザイク処理しています)

帰国してまだ約2年半、こんなにも早く発表会が開けるとは思っていませんでした。
多くの生徒さんが集まってくれたのは本当に有難いことです。

年齢もバラバラ、それぞれの環境がありつつ、レッスンに取り組んでくださっているので課題もペースも人それぞれ。その中でこうして音楽を共有する時間があるのは幸せなことだと思いました。
実は僕は人前で発表することはそれほど重要だと思っていません。それを目標に頑張る人もいれば、興味だけで勉強、練習を出来る人もいるからです。人前で上手く演奏出来ることよりも、その時々で真剣に、真摯に音楽に向かい合うことの方がずっと大切なように思います。
教える時にはもちろん1つでも多くのことを学んで欲しくて色々言いますが、本当に学んで欲しいことは言葉で表現できないものなので、人を教えるのは本当に大変な仕事だなと思います。

発表会が終わってからは約2年ぶりに地元の愛媛に帰省していました。去年は両親がこちらに来てくれたのですが、結局僕らがずっと何かに追われていて忙しく、1度も帰りませんでした。

これだけ長い期間帰ってないと帰省中、ずっと家族、親戚回りをすることになり、終わった後まあまあ疲れるのですが顔を合わせて話している間は不思議と元気になるんですよね。。。
自分も30歳になったので、子供の時に遊んでもらったりお世話になった人たちも年齢を重ねていくのを感じました。時間が経つのはしょうがないことなのですが、あと何回会えるのだろうと思うと寂しくなります。今年は少なくともあと2回は帰る機会があるのですが、忙しくても時間を作って、会える時に会いに行かないといけないなと思いました。


最後にどうでもいいのですが、道後には『りらっくまの湯』というお店があって、そこで坊ちゃん&まどんなりらっくまが買えます。奥さんが好きなので最初はまどんなだけ買っていたのですが、ここ限定でしか買えないのもあって別日に坊ちゃんも買いに戻りました。ファンの方は是非お立ち寄りを!



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先週は浜松古楽振興協会ムジカ・アンティカ浜松の第1回公演にゲストで呼んでいただき演奏してきました。

リコーダー奏者の桐畑奈央さん、サックバット奏者の小野和将さんのお2人によって、地元である浜松で古楽がもっと知られるように、もっと楽しんでもらえるようにと結成されました。
今回の編成は初めてでしたが、サックバットのふくよかな響きと混ざるとリコーダーもチェンバロも不思議と角が取れたような、まろやかな響きになる瞬間があって驚きました。
古楽器を見るのも聴くのも初めてというお客様も沢山いらしてくださって、楽器を見たり質問を頂いたりと関心を持って下さったことが嬉しかったです。

今回呼んでいただけて光栄でした!益々発展していきますように!
検索してもHPがヒットしないと嘆いていらっしゃったので、是非ムジカ・アンティカ浜松のHPもここから見てあげてください!
ムジカ・アンティカ浜松HPリンク

そして、実は僕も地元の愛媛でようやく企画を進めることが出来ました。
こちらです!

詳細はコチラ
またはチラシ画像をクリックしてください!

後にまた詳しくご紹介すると思いますが、僕らにしては珍しく18世紀のイタリアのソナタばかりを取り上げます。華やかさも陰りもわかりやすく、劇的な作品が沢山登場します。
チェンバロソロで弾くジェミニアーニのソナタも面白い曲なので、また演奏会に向けてご紹介すると思います。

さて、その前に今週末には教室初の発表会が控えています!

皆さんにリラックスして演奏してもらいたいので非公開ですが、浜松から帰ってきてからはすこーしハラハラドキドキしつつ、生徒の皆さんと一緒に頑張っています。良いステップアップのチャンスになりますように!






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演奏会【ソナタの輝き~18世紀・バロック時代イタリアのソナタを中心に~】
日時:2023年6月4日(日)15:00開演(14:30開場)

会場:愛媛県美術館 講堂
  (〒790-0007 愛媛県松山市堀之内)

プログラム:
A. コレッリ: 作品5より ソナタ第4番
F. ジェミニアーニ: チェンバロ作品集より ニ長調の作品
F. M. ヴェラチーニ:ソナタ第6番
J. S. バッハ: フルートとチェンバロのためのソナタ(BWV1030) 他

出演:中島恵美(リコーダー/フラウト・トラヴェルソ)
曽根田駿(チェンバロ)

チケット料金:一般前売り3000円(当日3500円)
学生(30歳以下)前売り2000円(当日2500円)

ご予約:
■専用フォーム https://forms.gle/9yVGKgZQsRoEpuvx9
■愛媛県美術館ミュージアムショップ(新館1階、営業時間 9:40~18:00) 
■マツヤマ楽器:089-933-4148
■マルイレコード:089-945-0132
■メール:ensemble.5te.s@gmail.com

後援:日本チェンバロ協会

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昨日F.カヴァッリのオペラ『ラ・カリスト』終演しました。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました!


立ち稽古に年始から参加させていただいてから約1か月、とても楽しい経験でした。
通奏低音の楽譜には濱田さんのアレンジで仕掛けが書かれているところもあれば、作品が書かれた時代的にもこちらの即興に委ねられている部分が多くあり、音楽的に合っているのか、シーンやセリフと解離していないのかなどなど、劇作品は考えることも多くて勉強になります。

濱田さんの熱意たっぷりの演奏にどうしたら貢献できるのか、歌手の方達の素晴らしい歌だけでなく、演技にもどうしたら寄り添えるのか、1音出すのにも責任を感じつつ、かといってビビッていても何も出来ないしということで、常に葛藤しながら取り組んでいた気がします。リハが終わるたびに「今日のあの場面ではこうだった方がむしろ良かったのかも。。。」と毎日思っていました。

ともかく無事に終わって一安心です。
オペラの公演にはステージに立たなくても裏方にも多くの方が関わってくださっていますが、ご時世柄健康面に関しては、より一層の注意が必要でした。今回も様々なサポートがあったからこそ本番日を迎えられました。
その方達含め、素晴らしい出演者の皆様とご一緒出来たことに感謝しています。



今度は5月にマタイ受難曲でご一緒させていただきますが、実は初のマタイ。。。
チラシにある通り今度はバロックハープとチェンバロで持ち替えもあり。(というかマタイでハープはどこを弾くんだろう…という不安が1番大きい…)勉強しなければ!!!


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昨日Ensemble Evergreenさんとの公演が終演しました。
1曲C.モンテヴェルディの有名なマドリガーレ「アリアンナの嘆き」をバロックハープでご一緒させていただきました。とても楽しい公演でした。


17世紀のイタリア音楽らしい、その時代の『新しい』技法がふんだんに取り入れられていて、とても面白い作品なので今回このような形で取り組めて嬉しかったです。
歌の息遣いや言葉のニュアンスに合わせるのにとても良い勉強になる曲なのですが、今回は原曲から1音(Eが主音のドリア)に移高されたバージョンだったので、C♯メジャーやG♯メジャーなどのバロックハープを弾いていると頭がこんがらがりそうになる音も出てきて、さらに勉強になりました(笑)
バロックハープへの嬉しいご感想もいただけたので、客席にもしっかり聴こえていたみたいで安心です。

明確で弾きやすい指揮で助けてくださった二階堂孝さんとの1枚。


団員の皆様は普段は音楽のお仕事をしていらっしゃるわけではありませんが、だからこそこの1回に色々な思いを載せていることを感じさせる演奏で、裏で聴いていて心に迫るものを感じました。テクニックが無意味とは思いませんし、多彩な表現のためにはとりあえずテクニック磨いた方が良いと思っている僕ですが、それでも昨日の公演は色々な雑念や商売勘定がふんだんに乗ったプロの演奏よりも格段に素晴らしいと感じました!

図らずも17世紀イタリアの音楽を10月くらいからずっと演奏していますが、今度は2月にフランチェスコ・カヴァッリのオペラでチェンバロを弾きます。今日もそのリハでした。難しいことはわからなくてもきっと面白く、楽しめる公演になると思いますので、こちらも是非よろしくお願いします!詳細やお申込みはこちら




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プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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