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前に進もう…少しずつ。少しずつ。

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久しぶりに更新します。
1か月以上も放置していました…

この1か月何をやっていたかというと、リヨンの国立音楽院CNSMDの受験のために準備し、そして受験してきました。
幸いにも試験はうまくいったので9月からはこちらの大学に入学することになりましたので、ご報告しておきます。

今は東京のマンションの引っ越し準備をしたり、ビザ申請のための手続きをしたりといそいそとしています。
慣れない手続きが終わらないと気持ち的にも中々落ち着かないものです…

ともかくまだ勉強、修行のチャンスを得ることが出来たので、さっさと手続きなどを終わらせて、練習なりフランス語なりその他の勉強なり、そちらに時間が使えるようにしたいと思います。
が、慣れないことをやるのは時間がかかりますね…最近の天気のようにどんよりした気分です(-_-;)

フランスにいる間は日本での演奏活動などはどうなるかわかりませんが、一時帰国の際にでもちょこちょこ企画できるのか、余裕がなくてとりあえず帰るだけになるかはわかりませんが、とにかく成長できるように、渡欧中に色々なことを経験したいと思っています!

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23日の『小さな楽器の声』、そして26日の試弾会。無事どちらも終了いたしました。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
また色々勉強しつつ、楽しいイベントを作れるよう頑張ります!

皆様また遊びにいらしてくださいね!どちらの企画も続編をご期待ください(#^^#)


23日はお客様として来てくださった高山様が写真を撮ってくださいました。

何枚かUPします!

 
 後輩の尾上愛実ちゃん。お手伝いありがとう!

そしてこちらは試弾会の写真。参加者の皆さん熱心でした。こちらは僕のスマホで撮りましたので、そんなにうまくはありませんが…(笑)

主役の2台
羽軸を使った楽器
デルリンを使った楽器
色々な羽
梅岡さんのレクチャー。皆さん熱心に聴いてらっしゃいました。


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試弾会です!飛び込みもokということなので、時間できちゃった!という人も是非気軽に遊びに要らしてください(*^^*)
お待ちしています。

詳細はこちら

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今月26日にチェンバロ試弾会第2弾を開催します。

今回は鳥の羽とデルリンの楽器が弾き比べです。
チェンバロが使われていた当時は、爪は鳥の羽であったり、ときには牛皮等で作られていました。塗料などももちろんペンキ等ではなく、楽器は自然のもので全て作られていたわけですが、現代では様々な理由から中々そうした楽器は作られません。

音を出す爪は、デルリンという合成樹脂がよく使われていますが、やはり鳥の羽の軸から削って作った爪とは全然音が違います。
今回は贅沢にも2台の二段鍵盤フレンチを使って、弾き比べです。爪は片方はデルリン、片方は羽軸になっています。皆様是非この機会に音色の違いを感じてみてください!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目白から音楽で支援を! 東日本大震災復興支援コンサート
 (コンサートの収益から義捐金を寄付いたします)
洋館でチェンバロを弾く会 Vol.2
 
2台の2段鍵盤フレンチ
     〜デルリンと鳥の羽の弾き比べ〜
(ご来場の方は2台のチェンバロを自由に試奏していただけます。)
 
2015年5月26日(火)17時〜20時半
 
自由学園明日館 Room1921   http://www.jiyu.jp/     
 
<提供チェンバロ>
2段鍵盤フレンチ (Ryo Yoshida 1993)     鳥の羽根使用   モデル無し
2段鍵盤フレンチ (Matthias KRAMER 2002)  デルリン使用      Taskanモデル
予定スケジュール
第1部(17時~18時半):試奏
第2部(18時半~19時):梅岡氏による楽器解説
第3部(19時~20時):試奏&鳥の羽を削る体験講座
第4部(20時から20時半):参加者によるディスカッション
 
 
主催:    目白古楽ネットワーク
共催:    自由学園明日館
申し込み:  梅岡    umeoka-gakki@nifty.com
料金:    1500円
 
公式HP  http://www.h3.dion.ne.jp/~bergheil/clavichord/cembalo/20150526.html 

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5/26(火)に弾いていただく後期フレンチタイプの楽器。

そのクラヴサン(仏語でチェンバロの意味)の内の1台、タスカンモデル。
『タスカン』とは、ルイ15世、16世の宮廷で名声を得た製作家、パスカル=ジョゼフ・タスカン1Pascal Joseph Taskin(1723 – 1793) のこと。ベルギーのトゥーに生まれ、パリの名工ブランシェ工房で修行を積みました。ブランシェ一家は代々クラヴサンの名工房として栄え、タスカンの師となったフランソワ=エティエンヌ・ブランシェ2François-Étienne Blanchet II (c.1730 - 1766) 1750年代に国王公式のクラヴサン製作家に任命されます。師が36歳で早世した後はタスカンが工房と称号を引き継ぎました。
現存しているタスカンの手によるクラヴサンには、3列のレジスター(2組の8フィートと1組の4フィート)の他に、水牛の皮を爪に使ったもう1組のレジスターpeau de buffleが付けられたもの、演奏中に手を使わず膝ペダルでレジスター操作を出来るようにしたもの等、多彩なシステムが取り入れられています。
また、当時のフランスでは極東の中国や日本から輸入される漆器の人気が高まっており、チェンバロにも漆塗りを模した装飾が施されました(シノワズリー)。タスカンも美しい外観の楽器を製作しています。
以下のリンクから各博物館のページに飛べます。写真も見ることが出来ますので、是非!

①ハンブルクの美術工芸博物館Museum für Kunst und Gewerbe所蔵の楽器
こちらは1787年製。シノワズリーが施され、膝ペダルも付けられています。

②パリの音楽博物館所蔵Musée de la musiqueの楽器
こちらは1646年製のリュッカースチェンバロを1756年にブランシェ、1780年にタスカンが改造Ravalementした楽器。

1786年製の一段鍵盤楽器。美しいシノワズリーの楽器

どなたでも参加可能ですので、是非お越しください!詳細はこちらから

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プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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