忍者ブログ

pas à pas

前に進もう…少しずつ。少しずつ。

2024/11    10« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は桒形先生がプロムジカ・コンティヌオと共催で開かれた、勉強会に行ってきました。
コロナが始まってから、オンラインの授業や講座にすっかり慣れていたので、久しぶりに実際に集まって行われる勉強会に行った気がします。

桒形先生は芸大の学生時代にも授業で大変お世話になった先生です。今回は日本オルガン協会からこの邦訳を新しく出したということもあり、今回の勉強会の開催に至ったそうです。
プロムジカ・コンティヌオは、同じ時期に芸大の古楽科に在籍していた圓谷俊貴さんが代表取締役を務める会社です。マルチな才能を活かして、会社まで興してしまうとは…どんどん面白そうな活動を展開していらっしゃるので、是非注目してみてくださいね! 


今回の講座の内容のアガッツァーリの教本は留学中も含めて何回も読んでいるので、内容自体は復習という感じでしたが、色々と周りの情報も盛り込みながらお話ししてくださるので、発見もありました。曲を使った実践には芸大の作曲科とピアノ科の学生さんが取り組んでいました。2人とも今日が通奏低音に触れるのはほとんど初めてだったそうで。でもとても頭も良さそうだし、いきなりアガッツァーリに取り組めるのは素晴らしい経験だなと、ちょっとうらやましくもありました(笑)

自宅から少し離れたところだったので、帰りながら奥さんと芸大時代を思い返していたのですが、芸大の学生だった時には、今日の講座の話を100パーセントは理解できなかったねと話していました。
留学を終えて、自分たちでも教え始めた今となっては、何の苦も無く理解出来ましたが、古い時代の西洋音楽を理解するためには、先生側だけでなく、教わる側にも知識の量がそれなりにないと別の国の言葉で話しているかのように意思疎通が取れなくなってくるので、難しいよなと思いました。
このくらいの時代を教える時、いつも「ああ、あれ言ってなかった…」「これも知っておいてもらわないと…」と次から次へ後出ししてしまうのですが、まあ、必要だから提示しているので、許してくださいね!(笑)

拍手[0回]

PR
昨日はリコーダー、コルネット奏者の濱田芳通さんのサントリー音楽賞受賞の式典にて、3曲ほど記念演奏に参加させていただきました。
濱田さん、ご受章おめでとうございます!


こんな栄えある賞の記念の席で、演奏に誘っていただけて光栄でした。「いいんですか、僕で…」とか思いながら普段と違う種類の変な緊張をしていましたが、楽しく演奏してきました。
演奏よりも慣れない場所に緊張していた感じだったかもしれません。ネクタイも久しぶりに締めました(笑)

歌の中山さん、彌勒さん、リュートの高本さんと、3月のオペラで弾いたアリア2曲と、すごい時代は戻ってルネサンスのガストルディのガイヤルドのアリアというプログラム。ヴァイオリンは今回いなかったので、チェンバロでオケのパートも弾きつつ、通奏低音も弾きつつという感じでした。リヨンの学校では通奏低音科に進んだつもりが、いつの間にか古楽のコレペティ科が合体した科になっていたので、こんな感じで色んなパートを自分のレッスンや歌の先生のレッスンで初見で弾いていたので、3月のリハ中もこの時の経験にとても助けられたのですが、今回の本番も役に立って良かったです。
楽器は梅岡さんのパワフルなイタリアンで、豪華な音色に助けられました。

ちゃっかり祝賀会にもお呼ばれして、美味しい食事もいただいて帰ってきました。なんだか華やかな別世界に紛れ込んだ、不思議な1日でした。

拍手[0回]

夏は夜も寝着きにくいし、朝は早くから太陽が昇るので寝る時間が短くなりがちです。
数日そんな日が続くので今日はずっと眠たい感じがします。

明日はクローズドの場ですが本番があるので、ちょっと早めに寝て体力を回復したいと思います!

拍手[0回]

昨日も書きそびれてしまいました。

昨日は2台のガンバとバロックハープでのリハがありました。
ガンバは平尾雅子さんとアレクサンダー・クノープさん。お2人と9月にご一緒します。


詳細、お申込みはこちらのリンクから。
※体調不良で出演できなくなってしまった、リュートの金子浩さんに代わっての出演なので、HPはまだ金子さんのお名前になっています。


今回は全てマラン・マレの作品でのプログラム。マレは大好きでもちろんチェンバロでも伴奏したことはあるのですが、いっつもガンバの弱音に対応するのに苦戦していて、
「いやあ…音でかくてごめんけど、もうこれ以上は音量下がらん…」
と思うこと多数だったので、今回ハープでやってみることで、繊細なところまで近づけることが出来るので、全然違った面白さがあります。既に昨日時間をかけてリハーサルしましたが、お2人の多彩な表現を色々覗きながら、すごく個人的な対話をするように合わせる感じがガンバとのアンサンブルならではといった感じです。

皆さん是非聴きにいらして下さいね!

拍手[1回]

昨日更新し忘れてました。。。
凄い事件が起こってショックとかそういうことが理由ではないです。普通に忘れてただけです。。。

疫病が世界中に蔓延して、戦争が始まって、今度は政治家が演説中に射殺なんて教科書に載っていた出来事が目の前で全て起こっているような感じ。とんでもない世界になってしまったなと思います。

テレビ、新聞のみならずSNSも発達してきて、以前よりも輪をかけて「自分で考える」という作業を放置しがちな感のある昨今、なんだか色んな最近の悪い出来事のきっかけは、この力が低下して、ちょっとずつ想像力や思いやりや柔軟性が無くなって、人同士の信頼感が築けなくなってしまっていることではと考えてしまいます。
相手のことを受け入れたり、逆に自分の考えを伝えたりするのって、相手の状況を想像する力が双方に必要だと思うのです。日本で学生をやっていた時からそういうことをする難しさは強く感じていましたが、最近は更に良くない状況になっているような気がします。
そのくせ相手のマイナス面とか、所謂「普通」から外れたことを見つけたときには、異常に攻撃力高くなるし、そういう日本の嫌なところは最近常に増幅傾向にあるように感じます。

そういう意味では、フランスにいたときは、事務や役所であっても、相手の話を聞いて、自分の意見を伝えるというとても基本的なコミニュケーションの姿勢に、苦しんだ覚えはありません。ある程度ちゃんと相手の話を聞く姿勢は、どんなに嫌な感じの人にもあったと思います。その分意見を言うのも上手です。…だったような気がします、ゴリ押しにうんざりした場面も多々ありましたが。機嫌で言うことコロコロ変わったり、人によって結果が大きく変わったりする、ギャンブルみたいな振れ幅は日本よりもすごかったので、そういう違うストレスはありましたが、人とコミニュケーションを取るハードルは日本より断然低かったかなと思います。


奇しくも明日は参議院選の投票日。
自分の頭で考えて、自分の意見を投票する人が増えると良いなと思います。というか「絶対行け」って思ってます。

拍手[1回]

プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

にほんブログ村 クラシックブログ 古楽・バロック音楽へ
にほんブログ村

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

バーコード

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- pas à pas  --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]