pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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先週からベルギーはブルージュに来ています。
コンクールを受けに来ていて、昨日4日間もあった予選の結果発表があったのですが、残念ながら良い結果にはなりませんでした。
前回別のコンクールを受けた時には、その他様々な事情もあり、大スランプに陥っていましたが、今回はそんなこともなさそうですし、もちろん悔しいですが、また頑張っていこうと思います!
僕は予選初日に弾いてしまったので、結果発表の日まで中々長く、また予選もあまりポジティブに聴けないなと思ったので、ブルージュを散策したり、アントワープまで遠出したりと、プチバカンスに当てていました。
ブルージュは去年も来ているので、懐かしいなと思いながら散策しました。とっても綺麗な街です。
初めて行ったメムリンク博物館。元が病院なので医療器具とか、ギョッとするような絵もありましたが、見ごたえのある博物館でした。
昔の医療器具
ベルギー七大秘宝らしい、「聖ウルスラの聖遺物箱」
そして、別日にはアントワープに行ってきました。この街は、とっても悲しいお話、「フランダースの犬」でも有名ですよね。一度は読んでいるのですが、行きの電車では電子辞書に入っていた「フランダースの犬」を読んでいました…
画家ルーベンスの銅像。向かって左奥がネロとパトラッシュが息絶えた大聖堂です。
アニメの最終回で登場する、ルーベンスの「キリスト降架」
ネロがいつも見に来ていた、ルーベンスの「聖母の被昇天」
最終回で天使が舞い降りてくる、コルネリウス・シュヒュットという画家の「聖母の被昇天」
大聖堂の前には、静かに眠るネロとパトラッシュの像がありました。
この物語を知っていると、より面白く見れますが、知らなくても、美しいフランドルの絵画がいくつか飾られている大聖堂です。
そして、僕のこの街でのメインの目的地は、「肉屋のギルドハウス」
中に入っているのは飲食店では無く、楽器博物館です。
アントワープは16世紀~17世紀に活躍したチェンバロ製作家のリュッカース一族が拠点としていた街で、僕たちにとっては聖地的な街でもあります。
大規模な博物館ではありませんが、コレクションは充実しています。
A.リュッカース1世/2世(1646)のチェンバロ
A,リュッカース1世(17世紀初頭)のチェンバロ
J.リュッカース(1611)のヴァージナル
もちろん鍵盤楽器の他にも、楽器、楽譜が展示してあります。
Sieur d'Ambruisのエール集(1685)
リンクはフランス国立図書館のページ。ここから閲覧、ダウンロード可能でした!
オランダの鍵盤曲の手稿譜(1638)
詳細は、展示だけではわからなかったのですが、見た感じ最初はテーマで、後ろに2種類のディミニューションが施されています。手稿譜の番号くらい載せてくれてたら良いのに…誰か知ってたら教えてくださーい(>_<)
お土産にはこんな楽器のガイドブックを購入。
今まで回って来た楽器博物館のガイドなどを含めて、この夏の松山での体験レッスン時(8月30日)には持って帰ろうかなと思っています。
楽器に関するお話をする時間があまりないかもしれないので、聴講の方に自由に方はご自由にご覧いただこうと思います。
意外に2つとも早く見終わってしまったので、駅に戻りつつ、ルーベンスハウスに寄ってきました。
こんな感じのアントワープ日帰り旅行でした。
練習は後悔無いようにしてきたし、どうせなら楽しんで過ごそうと思って足を延ばしてみたのですが、行ってみてやっぱり正解でした。
あと数日は宿取ってしまってるのでブルージュに残る予定です。これからは聴き手に回って、セミファイナルとファイナルの演奏を聴いて帰ろうと思います。
コンクールを受けに来ていて、昨日4日間もあった予選の結果発表があったのですが、残念ながら良い結果にはなりませんでした。
前回別のコンクールを受けた時には、その他様々な事情もあり、大スランプに陥っていましたが、今回はそんなこともなさそうですし、もちろん悔しいですが、また頑張っていこうと思います!
僕は予選初日に弾いてしまったので、結果発表の日まで中々長く、また予選もあまりポジティブに聴けないなと思ったので、ブルージュを散策したり、アントワープまで遠出したりと、プチバカンスに当てていました。
ブルージュは去年も来ているので、懐かしいなと思いながら散策しました。とっても綺麗な街です。
初めて行ったメムリンク博物館。元が病院なので医療器具とか、ギョッとするような絵もありましたが、見ごたえのある博物館でした。
昔の医療器具
ベルギー七大秘宝らしい、「聖ウルスラの聖遺物箱」
そして、別日にはアントワープに行ってきました。この街は、とっても悲しいお話、「フランダースの犬」でも有名ですよね。一度は読んでいるのですが、行きの電車では電子辞書に入っていた「フランダースの犬」を読んでいました…
画家ルーベンスの銅像。向かって左奥がネロとパトラッシュが息絶えた大聖堂です。
アニメの最終回で登場する、ルーベンスの「キリスト降架」
ネロがいつも見に来ていた、ルーベンスの「聖母の被昇天」
最終回で天使が舞い降りてくる、コルネリウス・シュヒュットという画家の「聖母の被昇天」
大聖堂の前には、静かに眠るネロとパトラッシュの像がありました。
この物語を知っていると、より面白く見れますが、知らなくても、美しいフランドルの絵画がいくつか飾られている大聖堂です。
そして、僕のこの街でのメインの目的地は、「肉屋のギルドハウス」
中に入っているのは飲食店では無く、楽器博物館です。
アントワープは16世紀~17世紀に活躍したチェンバロ製作家のリュッカース一族が拠点としていた街で、僕たちにとっては聖地的な街でもあります。
大規模な博物館ではありませんが、コレクションは充実しています。
A.リュッカース1世/2世(1646)のチェンバロ
A,リュッカース1世(17世紀初頭)のチェンバロ
J.リュッカース(1611)のヴァージナル
もちろん鍵盤楽器の他にも、楽器、楽譜が展示してあります。
Sieur d'Ambruisのエール集(1685)
リンクはフランス国立図書館のページ。ここから閲覧、ダウンロード可能でした!
オランダの鍵盤曲の手稿譜(1638)
詳細は、展示だけではわからなかったのですが、見た感じ最初はテーマで、後ろに2種類のディミニューションが施されています。手稿譜の番号くらい載せてくれてたら良いのに…誰か知ってたら教えてくださーい(>_<)
お土産にはこんな楽器のガイドブックを購入。
今まで回って来た楽器博物館のガイドなどを含めて、この夏の松山での体験レッスン時(8月30日)には持って帰ろうかなと思っています。
楽器に関するお話をする時間があまりないかもしれないので、聴講の方に自由に方はご自由にご覧いただこうと思います。
意外に2つとも早く見終わってしまったので、駅に戻りつつ、ルーベンスハウスに寄ってきました。
こんな感じのアントワープ日帰り旅行でした。
練習は後悔無いようにしてきたし、どうせなら楽しんで過ごそうと思って足を延ばしてみたのですが、行ってみてやっぱり正解でした。
あと数日は宿取ってしまってるのでブルージュに残る予定です。これからは聴き手に回って、セミファイナルとファイナルの演奏を聴いて帰ろうと思います。
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最新記事
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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