pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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先日旅行から帰ってきました。
3泊4日の日程で、3日間はアヴィニョンを観光し、うち1日でアルルに日帰りでいってきました。
どちらの街も大きくはないですが、それぞれ違う時代にイタリアからの影響を受けて栄えた街なので、リヨンとはまた違う雰囲気を感じる、個性的で綺麗な街でした。人も少ないからか道もとても綺麗でした。リヨンの道が汚いのはやはり人が多いからでしょうか…。
まずはアヴィニョンの写真。
街には城壁があり、沢山の観光地がこの中の城壁の中にあります。
アヴィニョンといえばやはり橋!生憎橋を見学した日、午後から信じられないくらい天気が悪くてなって、びしょびしょになりながらの観光でした。日本語も入った音声ガイドも無料で貸してもらえるのですが、過去にあった大雨、洪水のことなども解説されていて、晴れの日に見るよりもリアリティがありました。。。ちょっと怖かった(-_-;)
その日の夕方には雨も上がり、川沿いを少し散歩しました。夕日をバックに水面に映る街は本当に綺麗でした。
あとアヴィニョンは14世紀に教皇庁が一時移された場所です。世界史でちらっと聞いた覚えがある『教皇のバビロン捕囚』の行われた場所です。世界史もう少しちゃんとやっとけば良かったな…。
この教皇庁も見学できます。外から見ても大きいですが、中に入ってさらにその大きさを実感しました。1部入れないところや写真撮影禁止という場所もありましたが、ざっと見学するだけでも1時間半くらいは掛かるくらい広く、多くの部屋は見学可能なので十分に楽しめました。撮影禁止の教皇の部屋には壁に絵が描かれていてとても可愛らしいのですが、残念ながら撮れませんでした。。。革命の時に荒らされたらしく、聖人の像の頭が無かったり打とか、意図的にどこかが壊されていたりもして、少し悲しい気分にもなりました。
美術館もいくつかありますが、教皇がかつて住んでいた邸宅や、18世紀の貴族の家、教会などの中に作られているので展示されている作品だけでなく、建物自体も見ていて楽しかったです。
↑どれも美術館です。
また、最終日には橋の川を挟んで対岸にあるVilleneuve-lès-Avignonにも行きました。同じアヴィニョンですが、全然違う雰囲気の街でした。
こちらの街には要塞やフィリップ端麗王の塔などがあり、全部は観きれませんでしたが、要塞には入ってみました。要塞の中には僧院もあり、かわいいお庭がありました。良い時期に行くと、薔薇が沢山咲いているそうです。ただこの日は運悪く重い荷物を持っての観光になってしまったので大変でした。
↑サンタンドレ要塞とその中の修道院の中庭。
お庭のほうは有料でしたが、要塞だけなら、なんと外国人留学生は無料で入れました!
日帰りしたアルルはフランスのローマと言われるくらい、古代ローマの遺跡がたくさん残っていました。コロッセオ、歌劇場、テルマエ(公衆浴場)など見どころは沢山ありましたが、1日いればとりあえず全部見ることは出来ました。ただ、アリスカンという墓地にいった時には何だか良くわからない体の不調を感じたので入口から少し進んだところで引き返しました。。。なんだったんだろう(^-^;
↑円形闘技場
↑歌劇場
特にアルルで印象深かった場所はサントロフィーム教会とその修道院の回廊です。空気もどこか澄んでいる感じで、回廊の彫刻も美しいまま残っているものが沢山あり、自然に黙って見学していました。
歩きまわったので少し疲れましたが、本物の歴史上の建物や街を見てリフレッシュできたように思います。
さて、今週からは学校です。また頑張ろう!
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プロフィール
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
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