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前に進もう…少しずつ。少しずつ。

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昨日は通奏低音の生徒さんがいらっしゃいました。

たまたまですが最近は通奏低音の生徒さんに歌の曲に取り組んでいる方が多くいらっしゃいます。
昨日の生徒さんは、F.ガスパリーニのCaro laccio...とH.パーセルのStrike the Violの伴奏をご友人に頼まれたということで一緒に見ていきました。
歌の通奏低音は左手にすごく難しいパッセージが出てくることは少ないですが、歌詞が付いている分、器楽の曲では見え辛い部分も勉強できるので、僕も短い曲を選んで渡す場合が多いような気がします。僕自身は歌の伴奏すごく苦手だったのですが、今はすごく好きだし、生徒さんにも是非勉強してほしいので知らず知らずのうちに歌の曲を渡すことが増えていました。

歌詞を読んで、歌ってフレージングを良く考えながら、左手のアーティキュレーションやアルペジオの広げ方、打鍵と離鍵、そして綺麗な声部配置で正しいハーモニーが弾けること、沢山気を付けなければならないので短い曲でも勉強に時間がかかります。本当は欧州の言語を学ぶことが一番大事で、時間がかかっても一番の上達の近道ではあるのですが、その辺りは追々、各自のペースでやるしかないかなと思うので、レッスンの時間でとりあえず出来る限りサポートしながら、発音の練習や意味の理解には取り組むようにしています。

本来は器楽曲でも同じように気を付けなければいけないのですが、歌詞が伴奏付けの強力なガイドになってくれるお陰で、経験が浅い人でも改善点を理解してもらいやすいため、通奏低音のレッスンでは歌の曲を重宝しています。

昨日の生徒さんは次回はご友人と一緒に来て下さるそうで、頑張った成果をまた聴かせてもらうのが楽しみです!







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プロフィール

HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。

ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。

2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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