pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
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3月初日、『ハープ祭り2015』にてプチっとリサイタルを行い、一先ず終えることが出来ました。
取り立てて緊張しているという自覚もなかったのですが、前夜はやはり眠れず、それも祟ってか朝はスーツにスニーカーで出ていき、そのことに初台の駅に降りるまで全く気付かず…焦って彼女に革靴を持ってきてもらうように電話して…初めてゴシックハープ1台で25分間、1人で演奏をするというのは、頭で思っている以上に、自分にとってプレッシャーだったようです(>_<)
それでもどうにかこうにか終えました。
温かく応援して下さった皆様に深く感謝です。
オーディションの審査員であった、つのだたかし先生も聴いて下さり、コメントもいただけましたし、本番に向けての準備も大変勉強になりました。
ファエンツァ写本って?中世って?て感じから譜読みを始め、読めたところで音楽的には『???』な感じで、レッスンを受けてコメントやアドバイスをもらったり、ファクシミリを見たり、その周りのことを調べたり…色々あがきながらやっていく中で、本当にちゃんと勉強したいなと思いました。時間作ってコツコツこの時代のことについてももっと勉強していきたいです。
今回、一番個人的に収穫があったのはハープの発音の仕方を探求できたこと。低いテンションで張ってある弦の振動の多さをどうコントロールするか、どう活かすか。オーディション後のレッスンで先生に指摘されてからは、よく弦とのコンタクトを確認して、出ている音をよく聞いて…これを何回も繰り返しました。前よりは少し、わかった気がします。ハープだけでなく、自分と楽器がどんな音を出しているのか、1音の美しさやその中の意味や世界を、前よりはずっと意識するようになったかなと思います。
ファエンツァ写本はそういう意味ではうってつけだったように思います。ただ弾き飛ばすだけではやっぱり安っぽくて、意味不明のものになってしまうし、文字で読むだけの勉強したからと言って説得力が増すかどうかは全くの別問題、さらに今から600~700年も離れているし、地理的にも遠いため、直感的にとかフィーリングで演奏するとかそもそも無理。自分が正面から深く取り組もうとしないと、音楽は何も答えてくれないというのを、とびっきり強く感じました。
結局は自分の『勉強不足かも…』という不安や痛みをこらえつつ、それでも、地道に勉強して、練習して、深く真摯に向かい合っていくことが大事だなと改めて思いました。そういうことが少しわかってからは、音が出ることへの喜びや、曲を弾く楽しさはより一層増したように思います。別にファエンツァ写本に限定した話ではないと思いますが、普段チェンバロで弾く曲よりももっともっと古い時代の音楽は、余計にこういうことが大切だなと感じました…。
改めて身を引き締めて、チェンバロもハープも、他のことも勉強したいなと思います。
音楽を、自分の地位作りや、仕事のツールとしてのみとしか考えない、上っ面音楽家にならないように、真摯に、真剣に、深く、楽しんで、これからも勉強していきたいと思います。
取り立てて緊張しているという自覚もなかったのですが、前夜はやはり眠れず、それも祟ってか朝はスーツにスニーカーで出ていき、そのことに初台の駅に降りるまで全く気付かず…焦って彼女に革靴を持ってきてもらうように電話して…初めてゴシックハープ1台で25分間、1人で演奏をするというのは、頭で思っている以上に、自分にとってプレッシャーだったようです(>_<)
それでもどうにかこうにか終えました。
温かく応援して下さった皆様に深く感謝です。
オーディションの審査員であった、つのだたかし先生も聴いて下さり、コメントもいただけましたし、本番に向けての準備も大変勉強になりました。
ファエンツァ写本って?中世って?て感じから譜読みを始め、読めたところで音楽的には『???』な感じで、レッスンを受けてコメントやアドバイスをもらったり、ファクシミリを見たり、その周りのことを調べたり…色々あがきながらやっていく中で、本当にちゃんと勉強したいなと思いました。時間作ってコツコツこの時代のことについてももっと勉強していきたいです。
今回、一番個人的に収穫があったのはハープの発音の仕方を探求できたこと。低いテンションで張ってある弦の振動の多さをどうコントロールするか、どう活かすか。オーディション後のレッスンで先生に指摘されてからは、よく弦とのコンタクトを確認して、出ている音をよく聞いて…これを何回も繰り返しました。前よりは少し、わかった気がします。ハープだけでなく、自分と楽器がどんな音を出しているのか、1音の美しさやその中の意味や世界を、前よりはずっと意識するようになったかなと思います。
ファエンツァ写本はそういう意味ではうってつけだったように思います。ただ弾き飛ばすだけではやっぱり安っぽくて、意味不明のものになってしまうし、文字で読むだけの勉強したからと言って説得力が増すかどうかは全くの別問題、さらに今から600~700年も離れているし、地理的にも遠いため、直感的にとかフィーリングで演奏するとかそもそも無理。自分が正面から深く取り組もうとしないと、音楽は何も答えてくれないというのを、とびっきり強く感じました。
結局は自分の『勉強不足かも…』という不安や痛みをこらえつつ、それでも、地道に勉強して、練習して、深く真摯に向かい合っていくことが大事だなと改めて思いました。そういうことが少しわかってからは、音が出ることへの喜びや、曲を弾く楽しさはより一層増したように思います。別にファエンツァ写本に限定した話ではないと思いますが、普段チェンバロで弾く曲よりももっともっと古い時代の音楽は、余計にこういうことが大切だなと感じました…。
改めて身を引き締めて、チェンバロもハープも、他のことも勉強したいなと思います。
音楽を、自分の地位作りや、仕事のツールとしてのみとしか考えない、上っ面音楽家にならないように、真摯に、真剣に、深く、楽しんで、これからも勉強していきたいと思います。
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プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。

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