pas à pas
前に進もう…少しずつ。少しずつ。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久しぶりのブログの更新です。
最近はようやく自分のバロックハープが届いたので、今までの曲をさらってリハビリしたり、新しい曲を発掘したりして過ごしています。
さて、4月21日には演奏会『王の黄昏~フランスのトリオ・ソナタを集めて』が終わりました。
緊急事態宣言直前に開催出来て一安心でした。聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました。
今回のコンサートはタイトルにある通り、フランスでソナタが書かれ始めた最初のころの、あまり演奏されない作品も多かったのですが、イタリアから流入したソナタの形式をフランス人たちがどういう風に解釈して取り入れていったのかを見ていきながら、僕としても色々発見の多いプログラムでした。
今月いっぱいはオンライン配信もしていますので、良かったら聴いてくださいね!
ダイジェスト版のYou Tube
オンライン配信お申込みフォーム
しかし、その後の相次ぐイベントの中止、延期の作業に追われる様子には本当に胸が痛みます。。。感染拡大防止で外出するなというのはわかりますが、納得できないことがあまりにも多すぎて、とても見ていて暗い気持ちになります。
それから、つい先日、5月8日には3か月にわたって続けてきたオンライン講座『クリストフ・ベルンハルトのフィグーラ』が配信終了になりました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。実は僕自身あまり修辞学とか作曲の話を聞くのが得意では無かったので、今回はベルンハルトの1つのソースに絞って、そういう人が聞いてもわかるような説明にしたいと思って、過剰に思えるくらいまでじっくり説明したつもりでした。中にはペースが遅く感じる方もいらっしゃったかもしれませんが、嬉しい反響もあり、自分の知識の整理にもなったので、オンライン講座は続けていくつもりです。
次回は5月29日からフランスのオットテールの装飾音に関する講座を行います。講師は中島恵美です。
改めて資料を読み返しながら面白い発見、意外な発見も色々あったようなので、特に管楽器奏者の方は是非是非!普段通奏低音で伴奏している人たちにも役立つと思います。
お申込みはこちらから→お申し込みフォーム
自分たちの生活もあるので料金は設定させていただいていますが、オンライン講座では1つずつでも自分たちの勉強の成果を共有する機会が出来ればと思っています。
古楽の勉強は先生の言うことを黙って聞くだけでなくて、自分で資料を読んで、自分で勉強していくことってとても基本的で、不可欠なこと、実技の練習と同じくらい大事なことだと思っているのですが、正直日本ではまだヨーロッパに比べて演奏と勉強が分離している場面が多いように感じます。
当時の出版物は沢山あるけれど、1人の手には余るし、日本語訳は少ないし、あったとしても誤訳や個人的主観が入りまくりで使いにくいものも少なくないので、理解は出来ることではあるのですが、ずっとそのままというのも良くないかなと感じていて...
僕自身、そう言う勉強が全然追い付かず、納得できなくてもとりあえず〇〇先生の言うとおりにしておく…みたいなことは僕自身も日本の学生時代に沢山やっていますが、そういう自分も嫌だったし、そうじゃない環境を自分に対してだけでも作ろうともがいていました。
でもリヨンでは実技とは別にそういった情報源の共有の時間が沢山あって、僕たちとしてはそういう環境がとても過ごしやすかったし学びやすかったので、未熟ながらもそういう機会を求めている方達と学ぶことが出来る場を作りたいなと思って始めたのがオンライン講座なので、もしご興味ある内容があれば是非参加していただきたいなと思っています。
最近はようやく自分のバロックハープが届いたので、今までの曲をさらってリハビリしたり、新しい曲を発掘したりして過ごしています。
さて、4月21日には演奏会『王の黄昏~フランスのトリオ・ソナタを集めて』が終わりました。
緊急事態宣言直前に開催出来て一安心でした。聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました。
今回のコンサートはタイトルにある通り、フランスでソナタが書かれ始めた最初のころの、あまり演奏されない作品も多かったのですが、イタリアから流入したソナタの形式をフランス人たちがどういう風に解釈して取り入れていったのかを見ていきながら、僕としても色々発見の多いプログラムでした。
今月いっぱいはオンライン配信もしていますので、良かったら聴いてくださいね!
ダイジェスト版のYou Tube
オンライン配信お申込みフォーム
しかし、その後の相次ぐイベントの中止、延期の作業に追われる様子には本当に胸が痛みます。。。感染拡大防止で外出するなというのはわかりますが、納得できないことがあまりにも多すぎて、とても見ていて暗い気持ちになります。
それから、つい先日、5月8日には3か月にわたって続けてきたオンライン講座『クリストフ・ベルンハルトのフィグーラ』が配信終了になりました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。実は僕自身あまり修辞学とか作曲の話を聞くのが得意では無かったので、今回はベルンハルトの1つのソースに絞って、そういう人が聞いてもわかるような説明にしたいと思って、過剰に思えるくらいまでじっくり説明したつもりでした。中にはペースが遅く感じる方もいらっしゃったかもしれませんが、嬉しい反響もあり、自分の知識の整理にもなったので、オンライン講座は続けていくつもりです。
次回は5月29日からフランスのオットテールの装飾音に関する講座を行います。講師は中島恵美です。
改めて資料を読み返しながら面白い発見、意外な発見も色々あったようなので、特に管楽器奏者の方は是非是非!普段通奏低音で伴奏している人たちにも役立つと思います。
お申込みはこちらから→お申し込みフォーム
自分たちの生活もあるので料金は設定させていただいていますが、オンライン講座では1つずつでも自分たちの勉強の成果を共有する機会が出来ればと思っています。
古楽の勉強は先生の言うことを黙って聞くだけでなくて、自分で資料を読んで、自分で勉強していくことってとても基本的で、不可欠なこと、実技の練習と同じくらい大事なことだと思っているのですが、正直日本ではまだヨーロッパに比べて演奏と勉強が分離している場面が多いように感じます。
当時の出版物は沢山あるけれど、1人の手には余るし、日本語訳は少ないし、あったとしても誤訳や個人的主観が入りまくりで使いにくいものも少なくないので、理解は出来ることではあるのですが、ずっとそのままというのも良くないかなと感じていて...
僕自身、そう言う勉強が全然追い付かず、納得できなくてもとりあえず〇〇先生の言うとおりにしておく…みたいなことは僕自身も日本の学生時代に沢山やっていますが、そういう自分も嫌だったし、そうじゃない環境を自分に対してだけでも作ろうともがいていました。
でもリヨンでは実技とは別にそういった情報源の共有の時間が沢山あって、僕たちとしてはそういう環境がとても過ごしやすかったし学びやすかったので、未熟ながらもそういう機会を求めている方達と学ぶことが出来る場を作りたいなと思って始めたのがオンライン講座なので、もしご興味ある内容があれば是非参加していただきたいなと思っています。
PR
最新記事
(01/02)
(08/10)
(06/18)
(05/29)
(04/21)
プロフィール
HN:
曽根田 駿 Soneda Hayao
年齢:
32
HP:
性別:
男性
誕生日:
1992/08/31
職業:
チェンバロ、古楽ハープ弾き
自己紹介:
愛媛県松山市出身。
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
にほんブログ村
4歳からピアノを始める。
松山南高等学校在学中、チェンバロに出会い転向する。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻卒業。在学中、2年次よりバロックダンス部の部長を務める。
2015年より渡仏し、リヨン国立高等音楽院CNSMDLのチェンバロ専攻学士課程に在学。2018年6月に演奏家ディプロマDNSPMを取得した。
2018年9月より、同校のクラヴサン―通奏低音専攻修士課程、及び古楽ハープ学士課程在学。
ピアノを冨永啓子氏、チェンバロを石川陽子、大塚直哉、西山まりえ、Y.レヒシュタイナー、J-M.エイム、D.ベルナーの各氏に師事。
古楽ハープを西山まりえ、A.モイヨンの各氏に師事。
2014年3月に初のソロリサイタルを萬翠荘(愛媛)にて開催。
2015年3月には『ハープ祭り2015(西山まりえ氏主宰)』において、『プチっとリサイタル』に選出され、ゴシックハープで出演する。
東京芸大在学中より様々なアンサンブルとも共演し、ソロ、通奏低音共に研鑽を積んでいる。
にほんブログ村